——大工になろうと思ったきっかけは?
祖父が大工で、小さいころから現場の木の匂いが好きでした。高3の進路相談で「とりあえず大学」と言われたとき、「とりあえずで4年使うほうがもったいない」と思ったんです。
——実際に働き始めてどうでしたか?
最初の3年は正直きつかったです。朝も早いし、夏は暑いし、先輩は厳しいし。でも4年目に初めて1棟、最初から最後まで関わった家が建ったとき、「この道で良かった」と心から思いました。
——同級生と進路が違うことに不安はありましたか?
ありました。20歳くらいまでは、大学の話で盛り上がる同級生の輪に入れない感覚があって。でも26歳のいま、手に職があることは自分の自信になっています。
——進路に迷っている高校生にメッセージをお願いします。
「みんなが行くから」で選ぶのだけはやめたほうがいい。現場でもオフィスでも、自分で選んだ道なら頑張れます。気になる仕事があるなら、まず現場を見に来てください。